プロサイクリスト 雨乞 竜己/アマタツ ・KINAN CYCLING TEAM

あまごい たつき / 楽し苦しくCYCLE LIFE 自転車で世界をサイクリング!

Pro cyclist/AmaTatsu.

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DAY 2 J PRO TOUR 西日本ロードクラシック 

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広島2日目!

今日は147km・107名、昨日とは違った展開になるはず、

戦術はDAY1と基本的には変わらないが、自分も逃げを狙っていくことを確認し

スタートラインへ。

 

この日はスローペースでレースが進んだ事もあり、2周目の通称:三段坂で自らペースを上げ、しれ~っと抜け出しを試み、数名が着いてきたのでそのまま下りも踏んでいく

あわよくばこのまま決まれー!、と思ったがスタート後の下りで集団はひとつに。

そんな簡単にいかせてくれるわけないか。。

 

しかし、そのあとの三段坂で。中西選手含む数名が良いメンバーと抜けきりに成功しマトリックスが集団のコントロールに。

そんなとき自分はラフに変速してしまい痛恨のチェーン落ち、ニュートラルサービスに治してもらい再スタート、チェーンを曲げてしまったようで変速が不調。

ペースが上がっていなかったので三段坂麓で復帰に成功も、復帰するのに消耗し長く持たないと判断、残っている山本、阿曽選手の為に前に上がりたい。      

が、ここでこの二人のペースアップを喰らう!ギリギリ食い下がり

f:id:tatsuki_amagoi:20170703232122j:imageホームストレートで前へ上がり、ホセ選手のチェック。

この時点で集団は20数名、今この状態で自分に出来ることは、ペースアップや牽引ではなく、瞬発的に誰かのアタックにチェックをいれることくらいだ、

f:id:tatsuki_amagoi:20170703232349j:imageそして三段坂、再びふたりのペースアップ、きつい、、とても。

口が悪いが「なにクソー」と、辛うじて最後方にしがみつく、この周回で20名弱に

自分の脚も終わりを告げる寸前。最後にもう一度前へ上がり、ちょこっとチェックし

次の登りで脚がパンク、曲げてしまったチェーンが再度落ち、このまま走るのはバイクによくないと判断、ここでレースを終えました。

チームは逃げ切った中西が6位、山本選手が集団トップ11位という結果でした。

 

他に自分が出来ることはなかったのか?何が何でも逃げに乗るべきだったのか、

色々思うことはありますが、

ロードレースはメンタルスポーツでもある、ことが窺い知れた広島連戦でありました。

 

photo:Satoru KATO